錦織圭は天才なのか?
錦織圭について、よく「天才」とか「逸材」という言葉が、何度も向けられてきました。
アジア人として異例の世界ランキング4位。
世界の強豪たちをなぎ倒し、2014年全米オープンで、日本人男子初のグランドスラム決勝の舞台にも立ちましたよね。
実際、全盛期の錦織圭の強さは半端なかったと思います。
でも彼のキャリアは、一見順風満帆だったようにも映りますが、実際はそんなこともありませんでしたよね。
それどころか、幾度となく「絶望的な壁」にぶつかってきた人です。
特に2019年以降は、
・たび重なる怪我と手術
・長期離脱と世界ランキングの急降下
・復帰後の葛藤と焦り
・そして、また訪れる新たな怪我
普通なら、何度も心が折れていたはずです。
それでも彼は、何度でも這い上がってきました。
しかも、「世界で戦える自分」を取り戻すために。
「再起力」こそが錦織圭の真の才能
私が思う錦織圭の本当の強さは、フォアでも、バックでもスピードでもないと思います。
彼の最大の武器は、「逆境を跳ね返す精神力」だと思っています。
ただのメンタルの強さではないんです。
なんというか「弱さを知っている強さ」と言うべきでしょうか。
一度どん底に落ちた人間は、もう一度這い上がる時、別の自分を手に入れることがあるのだと思います。
・自分を見つめ直す力
・焦りと戦う力
・苦しみを受け入れる力
・忍耐を超える「願いの強さ」
そういうものが、心の奥底に根を張る。
錦織圭という人は、「過去や経験を、自分の力に変える達人」なんだと思うのです。
スターじゃなくても、ヒーローにはなれる
錦織圭は、才能の塊のように思われがちですが、彼は決して「圧倒的支配型の選手」ではないですよね。
ジョコビッチやナダルのように、どんな相手もねじ伏せるようなタイプでもない。
彼の試合は、いつもギリギリの攻防。
ミスもあるし、焦りも見える。
いわゆる劇場型とでも言いましょうか。
確かに、観ていてイライラしてしまうようなことも正直ありました(笑)
でも、それでも最後には勝ちきる力があるんですよね。
それはフルセットでの勝率が物語っていると思います。
そこにあるのは、繊細さを受け入れた上での集中力です。
「不完全な自分でも勝てる」
「完璧じゃない日にも、できることをやり切る」
そういう姿を何度も見せてきた彼は、「スター」ではなく、まさに「ヒーロー」だと私は思っています。
私は個人的に、錦織圭のプレースタイルが本当に大好きで、どんなプレーが出てくるのか、いつも楽しみに観戦していました。
またコートの上で自由自在に躍動する錦織圭が観たいです。
星花の分析|錦織圭の“才能動詞”は「踏みとどまる」
私の視点から見ると、錦織選手の本質は──「踏みとどまる才能」にあると考えています。
・痛みに耐えながら戦い続ける
・劣勢でも冷静にゲームを組み立て直す
・一歩引いて、自分の間合いを取り戻す
・勝利が見えなくても、粘り続ける
これは、ただの根性論ではありません。
「どこまで自分の内面と対話できるか」という繊細な精神作業なんですよね。
一見「地味」に見えるこの才能が、実は世界を舞台に戦うために欠かせない“芯の強さ”だったのだと思います。
彼が教えてくれる「強さの定義」は、人を救う
私たちは、ついこう思いがちです。
強さ=迷いがないこと
成功=勝ち続けること
でも錦織圭は、それを覆してくれます。
迷いながら、悩みながら、でもコートに立ち続けること。
その姿こそが、「人に希望を与える強さ」なんじゃないかと。
だからこそ、多くの人が彼の復帰を何度でも願うのです。
そして彼は、その期待に「再び立ち上がる姿」で応え続けようとしている。
あなたの中にもある、“踏みとどまる力”
錦織圭のような実力や実績がもちろんない、我々のような凡人にも、学ぶべきことは大いにありますよね。
実際私たちもまた、それぞれの人生の中で「逆境」に出会いながら生きている人は多いと思います。
・やりたいことがうまくいかない
・身体や心が言うことをきかない
・周りから遅れている気がして、焦る
そんなときは、ぜひ思い出してください。
「結果が出なくても、やめなかった日々」こそが未来をつくる、ということを。
錦織圭の強さは、「どこまでも自分と向き合いながら、踏みとどまれるか」という姿勢そのものですよね。
その在り方は、きっとあなたの人生にも間違いなく力をくれるはずです。
まとめ|「強さ」とは、“何度でも戻ってくる力”のこと
錦織圭という選手を見ていると、本当の強さとは「圧倒する力」ではなく、「戻ってくる力」なんだと気づかされます。
何度でも、ゼロから始められる
何度でも、自分の居場所に帰ってこれる
何度でも、「もう一度やってみよう」と思える
それができる人が、本当に強い人なんだと思うんですよね。
そして、そんなふうに“踏みとどまれる人”こそが、自分の人生を、自分の手でつくっていける人なのだと思います。
錦織圭は、今もなお「戻ってきている最中」ですよね。
まだリングを降りていないし、諦めてもいない。
自分の競技人生はまだまだこんなもんじゃないと思っているのだと思いますし、何より納得してないんだと思います。
でもその姿を見ていると、
私も「もう一度頑張ろう」と思えてくるのです。
だからこそ彼は、これからも“誰かの希望”であり続けると思います。
私は彼がコートに立ち続ける限り、ずっと応援し続けていきたいです。
頑張れ!錦織圭!!
※本記事は、星花が公開情報をもとに“強さの理由”を独自にひも解いたものです